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よくあるご質問FAQ

下肢静脈瘤の診察は何科に行けば良いですか?
血管外科が専門になります。
下肢静脈瘤は自然に軽快することはありますか?
残念ながら、自然には治りません。
妊娠中に少し膨れた静脈であるとか、ホルモンの関係で拡張した小さな静脈であれば、軽快することもありますが、コブ状になってしまったものは自然に元に戻ることはありません。気になる場合は治療の必要があります。
治療方法は、下肢静脈瘤のタイプによって、小さい静脈瘤は硬化療法、大きい静脈瘤では高周波による血管内焼灼術などがあります。
下肢静脈瘤が原因で命に関わるような重病になることはありますか?
下肢静脈瘤そのもので命に関わることはありません。
ただ、静脈血栓症などが原因で静脈瘤になってしまっている場合もあるため、一度は診察を受けておく必要があります。
下肢静脈瘤は内服薬で治療はできないのでしょうか?
有効な治療薬はありません。
下肢静脈瘤を消すには、硬化療法や高周波治療などの手術が必要になります。
下肢静脈瘤の手術では入院が必要でしょうか?
当院では、手術を含めすべての治療を日帰り手術で行っております。
手術は痛くありませんか?
手術中は麻酔が効いているので痛みは感じません。しかし、局所麻酔なので麻酔をする時に痛みを感じます。
その痛みをやわらげ、緊張を取るために、局所麻酔の前に注射の麻酔を使用します。手術後は局所麻酔が半日程度効いているのであまり痛みは感じません。その後は、飲み薬の痛み止めを使用しますので極端に痛むことはありません。
傷口や静脈を取り除いた部分が押すと痛んだり、動いた時に痛むのは徐々に少なくなりますが数ヶ月間続きます。
高齢なのですが治療はできますか?
寝たきりでなく、ご自分で歩いて病院にくることができる方でしたら、何歳でも治療することができます。
妊娠中です。治療はできますか?
残念ながら妊娠中は積極的な治療はできません。弾性ストッキングを着用していただくことになります。
出産が終わると、下肢静脈瘤は徐々によくなりますが、完全には治りません。
出産後、半年~1年後に診察を受けて、超音波検査を行って治療方針を決めることをお勧めします。